街を歩いてる裕貴と翔くん。布団屋さんの「打ち直し」「仕立て直し」のノボリを裕貴が見つけて「なんだ？いったい？おい？？」とノボリの布をつかんでゆさゆさ揺らしてます。おまえが何なんだ(笑)、と言いたくなるようなわざとらしさ(笑)。服は私服でしょう、たぶん。裕貴は茶色の皮ジャンにジーンズにスニーカー。
　場所は神奈川県川崎市。創業35年の「岸寝装店」の岸鶴吉さん(58)に弟子入り。さっそくお客様のところへ打ち直しの布団を取りに行きます。布団の打ち直しは同じ重さで仕上げるのが鉄則だそうで、お客様の前でお預かりするときに重さを測って来なければいけません。まず店で"さお秤"の使い方を教えてもらってからさお秤を手に小林さん宅へ。敷布団２枚をお預かり。裕貴が２枚いっぺんに秤で重さを量ろうとすると、持ち上げられず。裕貴は「申し訳ないです」翔くん「新米なもので…」とペコリ。でも裕貴の綺麗な指が何度も映るのはうれしいのでワタシ的には失敗もO.K。結局、１枚ずつ持ち上げて量ることになったものの、今度は秤の目盛りの読み方がわからず、翔くん「10? 20? 30? 40?」なんて言ってしまってると、裕貴が「1、2、3、4、5だよ。5キロ」と裕貴。秤持つのも裕貴、目盛り読むのも裕貴。でも布団を預かっていくときに「ちなみに奥さんが寝ていたものですか？」という無駄な質問(笑)は忘れない翔くん。好きだよ、そういうの(笑)。しかし、布団持ち帰るのも裕貴１人で２枚を抱えてます。どうして〜？男前だな、裕貴。小林さん宅からの帰り道は、さっき２枚いっぺんに量れなかったことについて２人ともぼやいてます。「8キロって書いてあるじゃん〜？………(ナレーションとかぶって聞こえません)」「おかしいよ」「聞いてねーよ」とか。店に戻って、師匠に「２ついっぺんに量れるんですか？」と聞くと「量れるよ」と簡単に言って、やってみせてくれます。２人とも「え？」「あ〜？」とびっくり感心。裕貴の顔がすごい嬉しそう。未知の世界を知る、って感じ？とりあえずものすごくかわいいんですけど(^-^)。「ちょうど10キロだよ。お客さんにちゃんと言ってきた？」と聞く師匠に息を飲みつつ翔くんのほうに「あらちょっと奥様」って感じに手をやって「言った？」とこそっと裕貴。裕貴も翔くんも笑ってるし、さっきのVTR見るからには、量りはしたものの、重さはお客さまに伝えてこなかった模様。
　ここからは打ち直し作業。２人とも、頭にはてぬぐい巻いて、割烹着を着てます。

1.布団の生地を破き、中から綿を取り出して、打ち直し機に入れる。
　「なにをするんですか？これは？」機械の縁に指を置いて裕貴。打ち直し機で「アラギってんの」という師匠。「ン？‥アラギる？」と聞き返し、わかったようにふむふむ言ってはいるものの、全然わかってない様子のところに翔くんが「荒く切ってんですか？」師匠の「そう！」の言葉に「とけたー！」「なるほど！」とポンと手を打って喜ぶ２人。ここで横から映って初めて気がつきましたが、裕貴さん、首と顔の色が違いすぎ…。ファンデーション、翔くんと同じ色のようですが、翔くんはその色で良いみたいだけど、裕貴は首が真っ白で顔が黒っぽくて。照明の都合だけではないでしょう、その色の違いは(^-^;。

2.パイプを通って殺菌消毒され、ふっくらとなって出てくる綿を梱包する。
　1枚のせんべい布団から15枚もの綿が出来るそうで、それが畳まれて機械から出てくるのを梱包しなければいけないのですが、次々出てくるのでちょっと手間取るとあたふたしてしまう２人。師匠に「２人がかりでやってんだから早くやれ」と急かされ、機械に綿がたまってるのを見て「うぉー」と雄叫び。

3.綿を2階の作業場に運ぶ。
　梱包した綿の袋を持って階段を上がろうとする裕貴と翔くんに、師匠がストップをかけます。1袋4キロある綿を作業場に素早く運ぶための秘技を披露する師匠。裕貴と翔くんは「おぉ〜」と感心。2階の入り口ドア前にいる人に向かって、綿の袋を投げ入れるわけです。作業場に背を向けて、後方上空に向かって勢いつけてポイッと投げると、うまい具合に2階へ。裕貴と翔くんも挑戦することになり、最初は翔くんが下から投げる人、裕貴が2階で受け取る人になったものの、翔くんには重すぎたのか、うまく投げ入れられず斜めに後方に投げてしまって、綿の袋は階段をごろごろ。今度は裕貴が下になるものの、１回目は飛距離が足らずに翔くんの手に届かず落下。師匠に見本を見せてもらうと「わかった！わかった！」との言葉。そして、見事に２回目は2階への投げ入れ成功！こういうの見ると、裕貴ってすごいなぁと思いますねー。出来る人からコツを教わるとたいていのことやってのけちゃうから。すごい才能だと思うよ、ほんと。翔くんも「格の差を感じるよ！」と絶賛ですが、師匠は「2、3回やりゃうまく誰だっていくんだよこんなの」という厳しいお言葉。裕貴さん、うなづくしか出来ず。

4.裏返した生地の上に綿を1枚1枚縦横交互に並べるのを4段重ね繰り返す
　作業を見てる師匠が「あんたうまいよ」とお褒めの言葉を頂く裕貴。ちょっとニコッを笑顔。かわいいー(>_<)。一方翔くんはこういう作業が苦手のようで何度も説明されつつ作業。
5.生地の大きさに綿を折り込む。

　手を動かしながら「１日どれくらい作ってるんですか？」と裕貴。13-15枚作るという師匠に「そんなに作れるんですか？」と翔くん。「手間が安いんだもん」と師匠。意味のわからない翔くんに「手間が安いからいっぱいやんなくちゃ御飯食べられないっつってんの」と説明してくれても、まだよくわからない様子。作業もいまいちうまくいかない翔くんに師匠「あんた口先だけだなーさっきから」とキツイお言葉。裕貴のことは「うまいじゃん。よく(師匠の作業を)見てるから」とのこと。「ん？」って顔の翔くんに裕貴は「頑張れってことだよ(^-^)」とそれとなくなフォロー。これはなかなかうまいフォローでは？師匠も「そうだよ」。裕貴にちょっと手伝ってもらいながら作業をする翔くん。「一歩遅れをとってる」と漏らすとすかさず師匠は「３歩くらいだよ」とツッコミ。これまたキツイ。師匠の手直しをうけてようやく布団らしい形に。
6.生地ごと裏返して綿を中に入れる

　布団らしい形になった綿を生地ごと裏返して、布団の形にする作業。綿を畳んで布に入るようにするのに、まずは畳んだところを「またぐ」と指導されると裕貴と翔くんと向い合せに２人ともまたいでしまって、顔見合わせて笑っちゃってこれもかわいい。結局、裕貴がまたいだのか、裕貴と師匠が必死に綿を布に入れていると、見守ってるだけの翔くんに「手伝ってやれよ」と師匠。ナレーションにも「完全なえこひいき状態」とか言われちゃってます(笑)。「ぶちぶち言ってますよ」と翔くんが言う布に詰め込む作業に、裕貴は布団から手を離しちゃって「面白い」と喜んでみたり。師匠は「そこで手離したらダメなんだから」と言ってますが、口調聞いてるとやっぱりえこひいきされてるみたいな気が(笑)＞裕貴。「はいった〜」と布団をようやく裏返して、はぁはぁ言っちゃってます。こんなことで息上げてどうするー！ようやく布団の形になったうれしさに、翔くんはニッコリ、裕貴はバタリと布団の上に。「まだ寝るのは早い！バカヤロー」と師匠。「お客さんのだから」ごもっとも。
7.綿の入り口部分と、綿がずれないように他の数カ所を糸でとめる。
　裕貴が針をもって入り口部分を縫ってますが、縫い目ガタガタです。こんな布団、いやだな、ちょっと(笑)。ようやく完成して、裕貴は体をちょっと後ろに反らして腰をトントンし気味。
　そして、「小林さ〜ん」と今度は布団を１人１枚ずつ肩にのせて小林さん宅へ。「マジ、これ、2倍くらいになってない？」「なってる」「来たときの」「やばい」「俺、１人で2枚持てたぜー」。打ち直し作業に６時間もかかったそうです。小林さん宅につくと「ずいぶん時間かかりましたねー」と言われちゃってます。「すいません、ほんとに」 「すいません、見習いなもので」と２人。
　小林さん宅から店に戻る２人。「ほんとに今日は御苦労さん。よくやったよ」と師匠の言葉に「ありがとうございました」とペコリと２人。「駄賃だ」と師匠からは綿1袋と布地のプレゼント。布団を作れ、と。笑うしかない２人(笑)。

　VTR終了後、スタジオでちょっとお話。馬場アナが「これは小原くん桜井くん大変でしたね〜？」と振ると「はい。あのですね、これが…」と振り返って師匠から頂いた「駄賃」の綿を取り出します。「きびしかったっすよー」「ってゆーかあの人、辛口だよね」「辛口」と師匠への感想。
　カット変わって(たぶん河本さんから質問があったんでしょう、河本さんのほうを向いているので)「腰が痛くなった、腰が…。普通しゃがんでこうして作業してるから」と綿をたたむように手を動かして説明すると、河本アナは「腰？若いのにー(ため息)」とあらあら大変ねー、な口調。裕貴さん「そうですよー」と苦笑しつつ諭すような口調。河本さん、天然？
以上で、Jr.コーナー終了。